鍵屋の鍵開け,鍵交換|比較口コミ評判サイトに注意‼

悪質なランキング比較サイトや口コミ評判サイトに注意‼テルスマーケティングの手口とは!!

今の世の中には様々な商品やサービスがあり、私達はいつでも自分が求める商品やサービスが簡単にネットで検索出来るようになりました。そしてそんな中、残念なことにネット上では悪質な比較サイトや自作自演の口コミ評判サイトが蔓延(まんえん)し、そうした消費者の心理を逆手に取って比較サイトや評判サイトを悪用し、消費者を騙そうとするサイトが多く存在するようになりました。

その悪質な手口を【ステルスマーケティング】と言い大変問題になっています。まずはじめにステルスマーケティングがどのようなものか知って頂きたいと思います。

ステルスマーケティングとは?

ステルスマーケティング(通称ステマ)とは、それが宣伝であることを消費者に悟られないように宣伝を行うマーケティングの手法のことで、簡単に言えば「ヤラセ」や「サクラ」などの行為がこれに当たります。インターネットやSNSの普及によりこうした行為が容易に行われるようになりました。

そしてステマは消費者が比較・検討する際に参考としているクチコミなどを偽装し、自社の製品やサービスの評判が良いと勘違いさせることで購入させることが目的です。こうした行為は、日本においては「景品表示法上」「不正競争防止法」などの法律に抵触する可能性が高いものです。

偽の比較サイト・評判サイトは違法行為!
消費者庁が措置命令

2017年11月、消費者庁は偽の比較サイト・評判サイトを作り自作自演をしていたトラブル解決サービスを提供する事業者に対して、景品表示法に違反する行為と認定し措置命令を下しました。これは、自社とは関係がないように装った架空のWebサイトで同業他社のサービスを比較し、ランキングの上位に自社が選ばれたように見せかけていたという手口です。それでは、どのような方法でステルスマーケティングをしていたのかを具体的に見ていきましょう。

消費者 報道発表資料

第三者を装った比較サイトを作成

このケースでは、自社がつくった比較サイトを、自社とは無関係のマーケティング会社が運営しているように見せかけていました。これと似たような事例として、ステルスマーケティング代行業者に比較サイトを作らせたり、ペーパーカンパニーを作り比較サイトの運営企業にするといったものもあります。さらに、こうした比較サイトに広告で誘導するなどの手法もあるようです。

根拠のないランキング

自社がつくった比較サイトに「50を超す業者サイトから優良業者を15に厳選!電気工事業者を徹底比較」といったキャッチコピーを掲載し、第三者が行った調査のように見せかけ、ランキングの13位に自社のサービスを紹介していました。また、「お客様満足度 業界No.1」「対応実績 日本一」などを謳っていましたが、消費者庁が調査したところ、それを裏づける根拠がなく自社サイトにおいても実績の水増しや架空のアンケート結果を表示していたことも発覚しました。

ステルスマーケティングに騙されないためには?

今回ご紹介した偽の比較サイト・評判サイトをはじめとして、ステルスマーケティングの事例は数えきれないほど存在しています。専門の代行業者も存在しており、「褒めるだけでなく、わずかに批判も混ぜる」といったテクニックを使ってでサクラと気づかれないようなクチコミを投稿したり、今回のケースよりもさらに精密な比較サイトを作るなど、その手口は巧妙になっています。そのため、専門の調査会社でも見分けるのが困難になってきているのが実状です。

そうした中で、自分が被害者にならないためには、ステルスマーケティングの手口を知っておくことや、そのクチコミや評判が偽物かもしれないという視点を持つことが大切です